いらっしゃいませ!カフェJusmirandaへ。
朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。
本日のお席は美しいラベンダー畑が見えるテラス。
どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。
さて、前回の低栄養のお話、
驚きませんでしたか?
でもこんなに毎日サラダも食べているのに
どうやってこれ以上栄養を摂ればいいの?
と思いますよね。
それでは今日も始めましょう。
安心してください。
シュフは難しいことは苦手です。
なるべくやさしく、詳しく、少しずつ
進めていきましょう!
目からウロコ!な野菜のあれこれ
調理は切って洗うところから始まりますね。
何気なくやっているその手順が、
貴重な栄養をロスしているかもしれませんよ。
洗い方の基本
どの野菜も洗うときは手早く!
また、切らずに丸ごと洗うが鉄則です。
ヘタや皮など、細かく切って洗うと
水に溶けやすい栄養成分などは特に、
切口から流れ出てしまうことがあるんです。
その切り方で本当に栄養摂れてる?
表面積が多いと水に触れたり、加熱の際に
水溶性の栄養成分が大幅に減ってしまいます。
細かく切ると呼吸数が増え、
約20%酸化スピードを早めます!
ビタミンやミネラルなどの栄養成分を
摂るのも、細かくしない方がおすすめ!
また野菜や果物のポリフェノール類は
皮や そのすぐ下に多いことがほとんどなので
皮ごと食べられるの食材は、しっかり洗って
丸ごといただいた方が断然お得です。
トマトの秘密
今日はトマト!
夕飯にトマトを添えようか悩んでいたので、
本日のお題はトマトにしました(笑)
トマトの秘密を知って、
あなたも今夜、美味しいトマトが
食べたくなるはず!
ゼリーの部分
トマトのゼリー部分、苦手な人多いですよね。
切るときに流れ出てしまったり、
料理が水っぽくならないように取り出している方、
もったいないですよ~!
ゼリーこそ旨みの素!
出汁の代わりになるほどアミノ酸豊富な
トマト。ゼリー部分には実の倍の量が
含まれているのです!
ゼリーの部分には全体の80%もの
アミノ酸が含まれています。
ここが除去されると旨みは大幅にダウン。
それとともに、疲労回復や内臓の
エネルギーになる大事な成分なのです。
ゼリー部分は
つぶさない様に切りましょう!
ゼリーを台無しにしないお得な切り方
まずはトマトの白線を見つけよう
種はおしりの方から伸びる
放射線状の白線上にあります。
白線と白線の間はブロックごとになって、
貴重な種とゼリーの格納庫になっているのです!
ということは・・・
白線を避けて切ればゼリーは流出しない
ということです!
皮
レシピによっては皮を剥くよう
書いてあるものもありますよね。
口当たりは良くなるのですが、
トマトの抗酸化成分・リコピンの含有量は
何を隠そう 皮や種にこそ多く、
皮を取り除いてしまうだけで
40%ものリコピンを失うのです!
シュフはトマトの皮なんて、
剥いたことありません!
だって面倒くさいですからね(笑)
トマトは朝たべよう!
栄養成分の消化・吸収は
体内のリズムに左右されることがあります。
トマトのリコピンの場合は朝がベスト。
昼に比べると1.5倍、夜の1.4倍
吸収率が上がるのです!
また、吸収される時間も朝が最速!
朝は3時間、昼が11時間、
夜なら7時間を吸収に要します。
リコピンは熱に強いので、加熱調理もOKです。
また、熱を加えることで細胞壁が壊れやすくなり、
抗酸化成分を吸収しやすくなります。
さらに、うまみ成分であるグアニル酸が増加し
加熱前の2倍になることが報告されています。
なんと乾燥にも強いトマト!
水分が蒸発することで
リコピンが濃縮され生の状態より
10~15倍に増えるそうです。
シュフは家庭菜園でたくさん収穫すると、
ミニトマトを乾燥させます。
こどもも、トマト嫌いなオーナーも
このドライトマトが大好きです!
出来上がったものは密閉して冷凍、
ある程度の量をハーブやにんにくと一緒に
オリーブオイルに浸けてキッチンに常備しています。
甘み・旨みの凝縮感がしっかりあって
料理に使ったり サラダに乗せたりと万能です!
手づくりは手間もかかりますが、
家族が喜んで食べてくれると
作り甲斐もあって、我が家では
定番食材の一つとなっています。
是非おためしあれ♡
お会計
さて野菜のホント、いかがでしたか。
今日はトマトでしたが、
今後も色々ご紹介していきたいと思います。
藤織も野菜を切る時、ふと思い出して
本やネットを調べては、
野菜の切り方を変えたり
剥こうとしていた皮をそのままにしたり、
毎日一歩いっぽです。
さぁ、お宅の晩ごはん 今日は何ですか?
シュフ宅はチキンステーキです。
焼いただけですけどね(笑)
それでは皆さまごきげんよう。
またのお越し、お待ちしております。
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