いらっしゃいませ、カフェJasmirandaへ。
本日は畑のあぜにあるお席です。
キャベツの地平線、どうぞご堪能ください。
さて、すっかり秋になりましたね。
シュフは昔から体温をあげられない、
極度の寒がりなのですが、
温暖化が進むいま、少しでも季節感を感じられると
なんだかホッとします。
そんなわが家には娘がおりますが、
最近の昼夜寒暖差で寝冷えをし、
夜中咳込んでなかなか熟睡できずにいます。
もちろん、こどもが苦しそうなので
ハハも背中をさすったり、
温かいお湯を飲ませたり、
同じく不眠が続いています。
そこで、薬や病院だけに頼らず
昔ながらの方法で体の不調が改善できる
「おばあちゃんの知恵袋」的なお話、
シュフは大好きなのでご紹介したいと思います。
のどの痛み
あ、風邪かな~と思い始めた時、
喉に痛みを感じますよね。
昔ながらの方法で改善できる喉のお手当がこちら。
- 日本茶うがい
- 大根飴
- 黒豆の煎じ汁
お茶の渋味成分の一種であるカテキンが
喉をうるおし、雑菌を退治してくれます。
カテキンは日本茶の中でも煎茶に多く含まれ、
80℃以上のお湯で淹れた方がたくさん抽出されます。
熱めに淹れたお茶が、人肌ぐらいまで
冷めてからうがいしましょう!
生の大根をはちみつにつけて置くだけ!
ぐうたらな私には持って来いです!
作り方
①大根150gを1cm角のサイコロ状にします。
②容器に大根を入れ、
はちみつをひたひたにいれます。
時折かき混ぜ半日ほど置き、
大根の水分が十分出たらできあがり(^^)
水分が出てしまった大根は取り出しますが、
食品ロスになってしまうので、
すりおろすと良いかもしれませんね!
一回につき大さじ1。
そのまま飲んでも良し!
お湯で割って飲むも良し!
生なので冷蔵庫で保存し
一週間以内には食べきりましょう。
こどもなら、大根は
上部を使うのがおすすめですよ。
中部、下部は辛みが強いので。
㊟1歳以下のお子様には、はちみつを与えないで下さいね!
おせちでおなじみの黒豆には
喉の痛みをやわらげる薬としても
昔から頼りにされてきました。
皮の色素成分である
アントシアニンは抗炎症性、
苦み成分であるサポニンは抗菌性に
すぐれています!
さらにサポニンは、
喉の痛みともに起こりやすい
咳や痰を抑えてくれる薬効もあるのです。
作り方
材料 黒豆 40 g
水 1ℓ
①黒豆を水洗いしホコリや汚れを取る
②鍋に水と①を入れ
中火で30分程煎じる
③好みで砂糖やはちみつを加える
アントシアニンもサポニンも
水に溶けやすいやすいため
煎じ汁を飲めば喉の痛みがやわらぎますよ!
保存期間は冷蔵庫で5日ほど。
秋冬は作り置きして、
うがい薬にしてもいいですね(^^)
そのほかにもいろいろありますが
シュフの独断と偏見で、上記の3つが
実用的な知恵ぐすりとしてご紹介しました。
あとはなかなかハードルが高そうだったので
ご案内だけにしたいと思います。
- 酒湿布(温めた日本酒を染み込ませた手ぬぐいを首に巻く)
- 長ネギ湿布(ネギを刻んで手ぬぐいなどに巻き首元に当てる)
- ウドの根煎じ汁(ウドの根を乾燥させた後、煎じて飲む)
つらい咳
喉だけにおさまらず咳まで出始めたら…
- ビワの葉茶
- キンカンの砂糖煮
- 和梨のホットジュース
- カブのしぼり湯
- ゴボウのしぼり汁
果実の旬は初夏ですが、葉は
冬でも枯れることなく青々と茂っています。
今は市販されていて簡単に手に入るので
常備しておくといざというときの為に
役立ちますね。
自分で作れる風邪ぐすり。
特に砂糖煮は咳によく効くことで知られています。
作り方
材料 キンカン 200g
砂糖 200g
水 1カップ
①キンカンは縦に6本ほど切れ目を入れておく
②ひと晩水につけて苦みをとる
(途中2~3回水を替えましょう)
③鍋に砂糖と水と②をいれ、
焦げつかない様ゆっくり煮詰める
そのまま食べても良いですが、
煮詰めることでよりいっそう
咳や喉の渇きを和らげてくれます。
和梨1個分をジューサーにかけ、
小鍋に入れて弱火にかけます。
だいたい半分ほどの量になったら
冷める前に召しあがってください。
洗ったを1個、皮ごとおろしたら
厚手のキッチンペーパーなどに包んで絞ります。
しぼり汁に適量のお湯と1~2粒の氷砂糖を加え
覚ましながらゆっくり飲みます。
氷砂糖の甘さで、こどもでも
飲みやすい知恵ぐすりです(^^)
根には咳止めの薬効があり、
皮をむいた5cmほどのごぼうを
すりおろし、汁をそのまま飲みます。
アクによってすぐ茶色に変色するので
見た目は苦そうですが、
意外に甘いらしく、すんなり飲めるのだそうですよ。
アクには、消炎・殺菌作用にすぐれたタンニンが!
また、前述した大根飴なども
咳に良いと言われています。
いかがでしたか?
実は知らないだけで、自然の力で
治す方法は たくさんあるんですよね。
娘は、病院にも行きましたが薬を飲んでも
咳がひどくて困っていました。
お風呂に入っているときに
それまですごく咳き込んでいたのに
一度も咳をしないので、もしやと思い、
寝室に濡れたバスタオルを2枚干してみると、
咳をせずひさしぶりにぐっすり・・・
2時頃また咳が出たしたので、
バスタオルを確認すると
ほぼ乾いた状態。
その頃、洗濯機君が
働いていたので、
自分で濡らして
何とか自力で絞り再度寝室に。
丁度終わった洗濯物も一緒に干してみると
咳は止まり、久しぶりに
朝までゆっくり眠ってくれました。
病院で診察してもらうのも必要ですし、
自然の力を借りて普段から免疫力をあげ、
生活の環境を整えることも
大切だな~と改めて感じた出来事でした。
それでは、またのご来店
お待ちしております(^^)
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